腸を温めて減らす

ぽっこり下腹部が気になったら、内臓を温めて脂肪を落とすと言われています。何故内臓を温めるといいのでしょう。ぽっこり下腹部と冷えなどの関係を考えてみましょう。

 

腸を冷やすと太る体質になる

腸を冷やすと当然血行が悪くなります。血行が悪くなるということは、腸の働きが低下するということなのです。血行が良い腸はピンク色で弾力もあり、血行の悪い腸は黒ずんでハリもないと言われています。わたしたちは腸の働きというと消化吸収が一番の働きと思いがち。確かに栄養の吸収は大きな働きで、血行が悪くなるとしっかり吸収されなくなります。

 

そうなると体はもっともっと栄養素を欲しがる体質、つまり太る体質に変っていくのです。吸収されないから痩せると思っている人もいるようですが、それは大きな間違いと言わざるを得ません。代謝が落ちると脂肪燃焼も落ちてしまうので、結局太りやすい体質になってしまうのです。

 

冷えた腸には脂肪が付きやすい?

また温かい腸には脂肪は付きにくくなります。そして冷たい腸には脂肪が付きやすくなるのは当然のこと。例えば冷たく冷えた鉄の棒に牛脂を擦り付けてみましょう。もう一つは温かい鉄の棒にも同じように牛脂を擦り付けてみます。どちらに牛脂は多く付くでしょう。冷えた鉄の棒にはどんどん牛脂は溜まってしまうのです。これと同じことがわたしたちの腸でも言えます。冷えた腸は脂肪をより溜めやすいのです。

 

セロトニンと食欲

また腸内では消化吸収だけでなくいろいろな働きがあります。その中にはセロトニンの生成なども行われています。幸せホルモンとも言われているセロトニンの前駆体は60%以上腸内にあるといわれており、セロトニンの生成の多くは腸内で行われています。

 

それによって不安や鬱的な考えに陥らずに元気でいられるわけです。このようにホルモンの分泌にも腸内は深い関係があると言われています。腸が温かく活発になるとセロトニンの生成が進み、脳からのセロトニンの分泌が増え幸せな気分になるのです。つまり満足感があるため、食欲も抑えられると言われています。逆に腸が冷たいとセロトニンの生成は抑制され、脳からの分泌も減り「わたしは幸せではない」という気分になります。

 

幸せ感が減っていくと、不満、不足を感じるようになり、体はそれを埋めるために他に満足感を得られることを求めます。そのため自然と食欲が増えたり、甘いものや炭水化物を大量に欲するようになると言われているのです。食べ物をたくさん食べることで幸せ感を得ようとし、食べ物を満足するまで食べることで不足感を埋めようとするのです。これらのことからも腸の温度と食欲の関係が見えてきます。